体育的行事
本校生徒会の体育的行事は前期・後期の2回あり、共に球技大会を行っています。この球技大会は4、5年前に現在の運営形態が確立し、行事運営に於いては数少ないと思われる定刻通りに終了できる行事です。これは、二日分3パターンのタイムテーブルを作成し、運常委員がタイムキーパーとして時制管理を行っている事に起因します。この管理体制化に於いて最も重要なものは「完璧なタイムテーブル」と「徹底した事前打ち合わせ」にあります。「完璧なタイムテーブル」を作ることは容易な事ではなく、「同時刻に複数の種目の試合が無いか」、「同種目内で連続して試合が無いか」などの点に注意を払い、最低三回は各クラス代議員が、その上でさらに運常委員が確認しミスを修正します。こうした確認の後に新たにミス等が発見された場合や、試合を入れ替えたりするなどの変更の場合にも柔軟に対応できるよう作られており、決勝、準決勝、三位決定戦についても、応援や連戦などへの配慮がなされています。また、審判を行う部活に対して事前に講習会を開き、タイムキーパーに対しても前日に講習を行い注意事項を確認し、マニュアルに沿って仕事をするように指導しています。こうした講習会やマニュアルにより初心者でも容易に仕事ができるようになっています。
 そして、この体制を維持し続ける最大の理由は翌日に必ず行われる反省会にあります。この反省会では当日の反省は言うに及ばず、そこで生じた問題点に関し、ある程度の結論を導き出し、次回に反映させます。この時には全員がこぞって発言し、球技大会をよりよいものにして行こうと努めています。このような反省会は各行事毎に行われていますが、運常のものが一番活気があり、最も発言者が多いのが特徴です。これは他の委員会には見られない、委員会が一つに纏まっている証拠であると思います。
↑球技大会(男子バレー決勝)
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